年齢とともに気になってくるのがお肌の『シミ』です。 歳を重ねるごとにいろいろなものが浮き出て悩みの種となってきますね。 しかし、ひとくちに『シミ』といっても、状態や原因は様々なものがあります。 気になる『シミ』がどのようなシミなのかを見極めて、適切なケアをすることが必要です。 代表的なシミについて見てみましょう。 【雀卵斑】 これは、いわゆる「ソバカス」と呼ばれているものです。 このシミは10代のころからできはじめるシミです。 小さく茶色の色素斑が鼻のあたりを中心にして散らばるように広がっています。 シミの形は三角形や四角い形のものが多く見られます。 色白の人に多く見られるシミです。 【肝斑】 肝斑は頬骨の部分に、左右対称にもやもやと広がっています。 色は茶色や灰色などと様々です。 女性ホルモンのバランスがくずれることでできると言われているシミです。 更年期の女性に多く見られます。 (男性にはほとんど見られません) 【老人性色素斑】 「シミ」といわれるもののほとんどがこの老人性色素斑です。 日光性黒子とも言われ、紫外線の影響でできてしまうものです。 できはじめの頃は薄い茶色をしていますが、次第にその色や形が濃くはっきりとしてきます。 濃くはっきりと出てしまっているものはレーザー治療での対応となります。 ごく初期のものであれば美白化粧品で対応することができます。 日頃の紫外線対策をしっかりとすることで防ぎたいシミですね。 以上、シミには種類がありますので、自分のシミがどれに当たるのかを知ることが大切です。 ただし、ほくろやアザなどをシミと間違えてしまう場合もあります。 判断が難しい場合は、皮膚科医に相談して対処するようにしましょう。 ![]() |